白井由惟

重厚感のある建築

線影を重ねることでつくる表参道デザイナーズプレイス

MD賞

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本修士設計は、線影や外部情報との隔たりによりつくられる空間の重厚感に着目し、開放的でありながらも重厚感のある建築空間の作成を目的とするものである。重厚感のある空間は、開放的でありながらも落ち着きを持つ空間を作り出すことができるため、閉鎖的になりがちな図書館に応用し、建築・ファッション・芸術などのデザイナーのための、デザイナーズプレイスを提案した。様々なエキスパンドメタルで線影を作り出し、入れ子を連続させていくことで建築全体に線影の濃淡が生まれ、重厚感が変化する場となった。