地霊を体感する建築-福岡東峰村のシビックプライドを育む神楽文化学校-/ITB10

村で祭りを行っているところは5カ所あります。

①小石原地区:千灯明・夜神楽、くんち

②鼓地区:春歩射(春祭り)、ヨド、くんち

③大行司地区:ヨド、くんち×(戦後復活しなかった)

④岩屋・竹地区:岩屋祭り

⑤福井地区:御星様祭り(くんち)

※ヨド:夏祭り。「宵宮(よいみや)」の意味で(柳田国男「日本の祭」)、本来は神聖な祭り。

 

※くんち:九州北部における秋祭りの呼び名。 収穫を感謝して奉納される祭り。

祭りが開かれていたのは各地区の神社です。どこで神楽の練習等を行っていたかは、調べ中です。

現在の村の問題

●若者が高校や大学進学で出てから戻ってこない。

●旧小石原村と旧宝珠山村のつながりがほとんどない。

●東峰村の未来のつくりかたを教えていない。

→東峰学園の教育は村にある窯業や農業、文化を知ったり、村が衰退している現状であることを学ぶことがメインなので、それらを今後どうしていけばいいかが若者たちは分からない。

●村を通過する人々に村をアピールできていない。

→車以外にも、信号がほとんどないのでバイクやロードバイクで村を通過している人々はいるが、道の駅には観光案内所すらなく、村について何も知れないまま。

●村に雇用がない。

 

提案敷地

日田街道の脇街道だった国道211号線が通り村内でも交通量の多く、村役場がある小石原地区と大行司地区

 

提案プログラム

旧小石原村と旧宝珠山村をつなぐ拠点、村に必要な人材を育成する学校が必要なので、

●小石原焼の研究室/環境保全の仕方を学ぶ学校など

 

●神楽などの村の祭りの練習場

●観光案内所

●休憩所や宿泊施設

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コメント: 1
  • #1

    admin (土曜日, 06 12月 2014 10:36)

    これではまだ文系レベル。

    *祭りにどんな問題があるのか?
    *教育や観光の問題としても浅いし、踏み込んでいない。
    *具体的なスケールになぜ踏みこまないのか?

    *YMDのような地図を描いたら、すぐ帰り、問題点、疑問点をまとめたメモを持ってヒアリングに回る。役場、商工会議所、議員、商店、学校など。
    普通にやれば1日か2日で終わる作業量。