地霊を体感する建築-福岡東峰村のシビックプライドを育む神楽文化学校-/ITB8

現在、村が衰退しすぎているので、村で過ごす場所もなく、若者は高校からは村外に出るしかないので、村で過ごす時間も短い状態です。村に唯一ある小中一貫校の東峰学園では、村の窯業や農業、神楽や祭り、自然環境になるべく触れるような教育を行っていますが、それだけでは村での思い出や地元について理解していないと感じました。


そこで、村をまるごと高校にして、村で過ごす時間を増やし、村についてきちんと学ぶ事ができるようにしたいと考えています。高校だと、普通科だけでなく、窯業や農業、村の文化などの専門分野も学べ、単位制にすることで誰でも自分のスタイルで通う事ができます。

教室を村の歴史や文化がある土地におき、生徒はスクールバスで移動させたいと思っています。現在、東峰学園の生徒はスクールバスで登校していて、既存の路線バスは本数が少なく、ほとんど住民に使われていないので、提案する高校のスクールバスを東峰学園のスクールバス、村循環バスとしても使えるようにする事で、村内の移動や都心へ出るときのアクセスを良くしたいと考えています。

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コメント: 1
  • #1

    admin (土曜日, 29 11月 2014 12:26)

    よく勉強しているのは分かるけど、これではピントがずれている。なかなか分かってもらえない(×_×)

    歴史も地理の大事だが、それをコピーしただけでは意味がない。これらを一次データとして二次データを作成する。
    例えば、これらの歴史の結果、集落構造がどのように変化したのか?これらの歴史はどのような地形的要素によるものなのか?かつての村と現在の村では、どのような物理的な変化があり、どこに問題点があるのか?

    これらを明確に示し、その根拠を具体的に説明出来た上で、「提案」を作る。
    ここに書いてある提案は、行政的な「思いつき」でしかない。
    建築的・都市的な専門知識に支えられた「提案」を求めている。

    現状では、卒業設計の方がはるかに良い。(おそらく実力ではなかったのだろう)