遅くなってしまい申し訳ありません。
梗概はDropboxに入れました。エスキスお願いします。
虚構性のある建築
実像と虚像の重なりを用いたアーバンリビングとしての図書館
■鬼石多目的ホールでの体験
鬼石多目的ホールの外部通路では、移動や時間によってガラス面へ映り込む像が変化し、訪れる度に異なる印象を受ける。同一視点で複数の像を認識する事で、内部のように感じたり実際にはない空間を知覚し、多様な空間体験が出来る事に興味を持った。
■多様な空間体験の要因_実像と虚像の重なり
虚像が映るためには、内部からの透過光よりもガラス面での反射光の方が強い事が必要である。虚像を生むための要因は、
・反射・透過面がある事
・明暗が分かれている事(明暗の差があるほどはっきりとした虚像が映る)
鬼石での空間体験では、同一視点内で虚像が複数存在し、視線の先に光源が近い事で同時に透過して見える事で、実像と虚像が重ね合わされており、要素として、
・複数の反射・透過面
・明暗を作り出す、複数の奥行き・距離感(内外の距離)
また、実際にはない空間や風景を虚像として認識させる事で動きのない空間を様々な捉え方ができるようになると考えます。
虚構性とは文芸作品などで、人物・出来事・場面など事実ではないことを事実らしくつくり上げることであり、実際にはないものや状況を絵画として表現する事で、鑑賞者に対し認識の振れ幅を持たせている。
実像と虚像の重なりによる空間認識を虚構性があると考え、実・虚像の重なりを生む「複数の奥行き/反射・透過面」と絵画手法から「内外・機能の反転/光の階調変化/スケールのギャップ」を元に空間を構成したいと思っています。
■実・虚像の重なりによる空間認識をガラス面などを使わずに表現する方法として虚構性をキーワードに内/外や明暗、スケールの対比によって建築を構成する事を考えています。
■目的
本修士設計は、空間の明暗が作り出す反射と透過に着目し、視覚的に実・虚像を同時に知覚させ、実際とは異なる空間を認識させる事で空間認識に振れ幅を与える虚構性のある建築の提案を目的とする。
■プログラム_図書館
図書館は一日中無料で過ごす事ができ誰もが利用出来る公共施設であるが、環境的な制限や静寂な空間として捉えられている。本棚=図書館というイメージをなくし図書館以外の機能を複合させる事で都市のリビングルームとしての図書館を提案する。
虚構性のある空間を挿入する事で静寂な空間と共に動的な機能・空間を複合出来ると考えます。また、様々な解釈を与える虚構性空間は図書館での散策性を強める。
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admin (火曜日, 14 1月 2014 01:22)
いったいこの3週間何をしていたのか?
何も進んでいないし、とにかく図面も模型もスタディーもない。
プログラムは図書館で良い。
あと1ヶ月しかない。大至急「設計」をする。しないなら、卒業は出来ない。
sex tel (金曜日, 17 11月 2017 21:00)
discopolowy