隙のある建築/TGC5

葬式の元々の目的は故人を偲ぶことより、ケガレの浄化であったため、葬式はハレであった。しかし、時代によって概念が変わり、葬儀場は社会的嫌悪施設として認識されるようになった。

 

本来、日本の結婚式場、葬祭場は西洋の教会とは異なり、課金を前提とした商業空間であるため、費用が高く、結婚式を行う人が減ってきている。また、結婚や葬儀は役所の申請が必要なため、公共建築として建てることが本来は望ましいのではないか。

葬祭場の利用は高齢化のため増え続ける。また、結婚式利用者も値段の高い理由で行わない人が多いため、公共建築として建てることで費用を下げることもできる。

 

隙によって空間の認識を時間によって変化させることでハレ(結婚式)とケガレ(葬祭場)の空間は一緒でありながら心理的に異なる認識を持たせることで使い分けることができるのではないか。

 

敷地

結婚式場、特に葬祭場は面積を確保するため、都市の裏に当たる部分にあることが多い。また閉じる必要があるため、空間に変化の無いものになってしまっている。

結婚式場も葬儀場も誰でも行きやすくするために都心に建てる必要があり、葬祭場は隠すことで嫌悪感を無くします。

 

建物に囲まれたあんことなる部分に建て、道路から見える表面積を減らすことで割合を操作し、存在を消し、嫌悪感のある葬祭場(冠婚葬祭場)を気づきにくくすることが、都市に対する隙のある建築になるのではないかと思います。

 

 

結婚式場と葬祭場の境界

時間によって変化する光を建築に用いることで、明暗によって、ハレとケガレの空間を分け、隙を感じることで外部との繋がり(透明感)を感じるのではないか。

 

 

渋谷区の結婚者数は1%と3番目に多い

区営葬祭場がない区が

墨田区、江東区、渋谷区、中野区、杉並区、荒川区、足立区、葛飾区、江戸川区

の9区あることが分かりました。

 

上記のグラフから敷地は結婚式、葬儀共に行きやすい、渋谷区にしようと思います。

また、渋谷区の葬祭場の使用頻度は代々幡斎場(代々木上原駅近く)が圧倒的に多いようなので敷地は青山か、恵比寿で考えています。

 

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コメント: 4
  • #1

    admin (火曜日, 15 1月 2013 00:41)

    ・・・・・・・今度の葬祭場か?

    ここは修士設計のエスキスの場である。
    これでは卒業設計のテーマよりレベルが低いし、論理も通っておらず、図版もトンチンカン。
    いいところがまるでない。

    TGCは「隙のある建築」がテーマで、どこにどんなものを作るのかはケーススタディーでしかないはず。その辺りの構図は今までの何人も修士設計と同じ。
    結婚式場を選んだ人もいるし葬祭場を選んだ人もいる。彼らの修士設計と比べても格段に論理性に乏しい。葬祭場ならOSWを見れば良い。

    *そもそも、結婚式場を作りたいのか?葬祭場を作りたいのか?よく分からない。
    *冠婚葬祭場という施設が、日本で成立すると思うか? TGCはそこで結婚式をあげるか?
    *勿論、キリスト教の教会は同じ場所でする。その公共施設バージョンを作るのか?
    *「隙のある建築」とは何で、それとこのケーススタディーはどんな関係があるのか?
    *結婚式場が、港区、千代田区、渋谷、新宿に多い理由は何か?
    *挙式取り扱い件数が減っている理由は費用だけか?
    *区の人口に対する結婚者数は、そんなに大きな差があるのか?中央・千代田・港・渋谷などが多い理由は何か?
    *これら結婚に関するデータと区営葬祭場がない区はどんな関係があるのか?
    *代々幡斎場が多いから、青山か恵比寿でという理由が分からない。
    *代々幡斎場は近隣からのクレームが大変多い。それをどう考えるのか?

    3週間前にこんな状態では、とても卒業出来るとは思えない。
    今までの院生でも最低レベル。自分でストーリーが決められないのなら、至急、誰かに手伝ってもらうこと。

  • #2

    admin (火曜日, 15 1月 2013 11:06)

    どこにどんな「隙」を作るのか?それはなぜで、どんな意味があるのか?

    結婚式場や葬祭場に「隙」を作る理由は何か?それは利用者にとってどんな意味があるのか?

  • #3

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  • #4

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